コンサルティング業界向けタレントマネジメントシステムおすすめ7選|機能や選び方も解説
更新日 2026年09月14日
コンサルティング会社では、社員ごとの専門領域や過去の案件経験、評価情報などが分散すると、適任者の選定が担当者の経験や記憶に依存しやすくなります。人材情報を一元化し、検索・分析できる環境を整えることで、アサインや人材戦略にデータを活用できます。
この記事では、コンサルティング業界向けのおすすめタレントマネジメントシステム7選を比較し、主な機能や選び方、導入メリット、費用相場、導入事例まで解説します。自社に必要な機能や比較ポイントを整理し、導入候補を絞り込む際にお役立てください。
タレントマネジメントシステムの導入は初めてですか?
コンサルティング業界でタレントマネジメントシステムが必要な理由・課題

コンサルティング会社では、案件ごとに求められる専門性や経験が異なるため、社員のスキルや案件経験、評価などの人材情報を継続的に把握できる体制を整えることが重要です。情報が分散していたり、担当者ごとの把握に依存していたりすると、適切な人材配置や育成方針を検討する際の判断材料が不足しやすくなります。
主な課題は以下のとおりです。
- コンサルタントごとのスキル、専門領域、資格、案件経験を横断的に把握しにくい
- プロジェクトに適した人材の選定が、担当者の経験や記憶に依存しやすい
- 評価や育成に必 要な人材情報がExcelや複数システムに分散しやすい
- 社員数や案件数が増えるほど、人材情報の更新や共有に手間がかかる
- 蓄積した人材情報を、配置や育成、人材戦略の判断材料として活かしきれない
こうした課題がある場合は、人材情報を整理し、必要なときに参照・更新できる仕組みを整えることが求められます。特に、プロジェクト単位で人材を配置するコンサルティング会社では、属人的な管理から脱し、組織として人材情報を扱える状態をつくることが重要です。
コンサルティング業界向けタレントマネジメントシステムおすすめ7選

コンサルティング業界向けのタレントマネジメントシステムは、スキルや案件経験の管理、人材検索・配置、評価など、サービスごとに強みが異なります。自社の課題や運用に合う製品を選ぶには、機能の多さだけでなく、どのような人材管理や活用に向いているかを比較することが大切です。ここでは、コンサルティング会社で の活用を想定して選定した7サービスを紹介します。
サービス名 | コンサル業務での主な活用シーン |
|---|
タレントパレット | 新規プロジェクト立ち上げ時のアサイン候補選定 |
HRMOSタレントマネジメント | 特定資格・業界経験を持つコンサルタントの検索 |
カオナビ | 複数案件をまたぐ人員配置・ジョブローテーションの検討 |
One人事 | 360度評価やスキル情報を活用した人事評価・育成 |
HRBrain | 案件開始前のチーム編成・配置シミュレーション |
SmartHRタレントマネジメント | 異動・アサイン検討時の経歴・スキル情報の確認 |
Talent Viewer | 評価制度・育成方針の見直しと人材配置の検討 |
タレントパレット
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
出典:タレントパレット https://www.talent-palette.com/
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
人材データを幅広く活用したいコンサルティング会社向け
強み
・経歴・スキル・評価を一元管理
・AI検索で条件に合う人材を抽出
・最適配置・後継者育成に人材データを活用
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムです。人材データベースにスキルや経歴、評価履歴などを蓄積でき、AI検索で条件に合う人材を探したり、AIインサイトで人材データを分析したりできる点が特徴です。誰がどの分野に強く、どのような業務経験を積んできたかを担当者の記憶だけに頼らず把握できるため、案件に必要な専門性を持つ人材を探す際の判断材料を整理しやすくなります。
専任のカスタマーサクセス担当者による支援も受けられるため、人材データを蓄積するだけでなく、継続的な活用まで進めたい企業に向いています。複数の案件が同時に進む組織でも、人材情報を一元化することで、次にどの案件へ誰をアサインするかを検討する際に活用できます。
主な機能
- 簡易検索
- レポート出力
- タスクフォース機能
- グループ戦略ポータル
HRMOSタレントマネジメント
株式会社ビズリーチ
出典:HRMOSタレントマネジメント https://hrmos.co/hr/
資格や経験から人材をすぐ探したいコンサルティング会社向け
強み
・資格・経験で人材を検索
・権限設定で機密情報を保 護
・専任担当者による導入サポート
株式会社ビズリーチが手掛けるHRMOSタレントマネジメントは、従業員データベースを軸に、人事評価や1on1支援、組織サーベイまでを扱うタレントマネジメントシステムです。導入企業の事例では、資格保有の有無や実務経験といった条件で人材を検索し、必要な情報を取り出す活用方法が紹介されています。案件の要件に合わせて「この経験を持つ人は誰か」を探したい場面で参考になる機能です。
また、項目ごとに閲覧・編集権限を設定できるため、評価情報や給与情報など機密性の高い人事データも、参照範囲を限定して管理できます。導入時には専任担当者によるサポートも用意されており、人事担当者が限られる組織でも運用を進めやすい点が特徴です。
カオナビ
株式会社カオナビ
出典:カオナビ https://www.kaonavi.jp/
プロジェクトへの人員配置を効率化したいコンサルティング会社向け
強み
・スキルマップを柔軟に構築
・配置バランス図で要員配置を検討
・業界別事例で活用イメージを確認
カオナビは、株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステムです。人材情報の一元管理やスキルマップ作成、最適配置の検討機能などをワンストップで提供しており、業界別に整理された導入事例のなかには「人材・コンサルティング」業界の企業による活用例もあります。
公式ページ内の事例では、API連携を活用してメンバーのアサイン業務をスムーズにした取り組みが紹介されています。案件ごとにチーム編成を見直す機会が多い企業にとって、人材情報をもとに配置を検討する運用の参考にしやすいサービスです。
主な機能
- 簡易検索
- レポート出力
- グループ戦略ポータル
- 組織図作成機能
One人事
One人事株式会社
出典:One人事 https://onehr.jp/
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
評価・スキル管理を無理なく運用したいコンサルティング会社向け
強み
・360度評価で多角的に評価
・スキルマップで専門領域を一覧化
・人事労務を一元管理
One人事株式会社が展開するOne人事は、人事評価や人材育成・配置、スキル管理を中心に、労務管理や勤怠、給与計算までを一つのデータベースで管理できるタレントマネジメントシステムです。360度評価やコンピテンシー評価などにも対応しており、複数の評価手法を取り入れて運用したい企業に向いています。
保有資格分布やスキルマップの管理機能もあり、誰がどの専門分野に強いかを一覧で把握できます。評価やスキル情報に加え、人事労務に関するデータも同じ基盤で管理できるため、複数の人事業務をまとめて運用したい組織の選択肢になります。
主な機能
- 組織改編シミュレーション機能
- 最適配置シミュレーション機能
- コンピテンシー評価対応
- 1on1の履歴登録
HRBrain
株式会社HRBrain
出典:HRBrain https://www.hrbrain.jp/
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
人材データを可視化しチーム編成に役立てたいコンサルティング会社向け
強み
・配置シミュレーションでチーム編成を検討
・評価工数を最大80%削減
・人材データを一元管理・分析
HRBrainは、株式会社HRBrainが提供するタレントマネジメントシステムです。人材データベースや配置シミュレーション、組織図ツリー、組織分析など、人材情報の把握や配置検討に活用できる機能を幅広く備えています。配置シミュレーションでは、顔写真や人材情報を確認しながら配置案を検討できるため、組織変更やチーム編成を検討する際に活用できます。
また、人事評価の配 布・集計・管理をクラウド化することで、評価工数を最大80%削減できるとしています。人材情報を一元管理しながら、評価や配置、組織分析までまとめて進めたいコンサルティング会社に向いています。
主な機能
- 簡易検索
- レポート出力
- 組織図作成機能
- 時系列データ蓄積
SmartHRタレントマネジメント
株式会社SmartHR
出典:SmartHRタレントマネジメント https://smarthr.jp/function/talent-management/
労務データとあわせて人材情報を一元管理したいコンサルティング会社向け
強み
・キャリア台帳で人材を条件検索
・配置シミュレーションで異動を検討
・労務データと連動して人材情報を蓄積
株式会社SmartHRが提供するSmartHRタレントマネジメントは、労務管理などで蓄積される従業員データを土台に、キャリア台帳や配置シミュレーション、スキル・資格・研修管理などを利用できるタレントマネジメントシステムです。評価やスキル、経歴などの情報をまとめて確認できるキャリア台帳では、条件を指定して従業員を検索できるため、人材候補を探す際にも活用できます。
SmartHRで収集した労務・人事評価・スキルなどの従業員情報をキャリア台帳へ連携できるため、データを別途集約する負担を抑えられます。人事労務とタレントマネジメントを同じ基盤で運用したいコンサルティング会社に向いています。
Talent Viewer
エン・ジャパン株式会社
出典:Talent Viewer https://talent-viewer.com/
人事施策の相談相手も求めるコンサルティング会社向け
強み
・異動シミュレーションで配置を検討
・評価・スキル管理を効率化
・人事施策の実行まで相談可能
Talent Viewerは、エン・ジャパン株式会社が提供するタレントマネジメントシステムです。人材データベースや人材データ分析、異動シミュレーション、人材育成・スキル管理などの機能に加え、人材支援で培ったノウハウをもとに、人事コンサルタントが評価制度構築や離職防止などの人事施策を支援する体制が特徴です。
人事部門の体制が限られ、評価制度の設計や人材育成施策の検討まで十分な工数を割きにくい組織にとって、システムと相談先の両方を確保できる点がメリットです。操作方法だけでなく、人事課題そのものについても支援を受けながらタレントマネジメントを進めたい企業に向いています。
タレントマネジメントシステムの導入は初めてですか?
コンサルティング業界向けタレントマネジメントシステムの主な機能

タレントマネジメントシステムでは、人材情報を集約し、社員ごとのスキルや案件経験、評価などを管理・活用できます。コンサルティング会社では、こうした情報を把握できる仕組みが、人材検索や配置を検討する土台になります。ここでは、人材データの一元管理、スキル・案件経験の可視化、人材検索・配置、目標・人事評価管理の主な機能を紹介します。
タレントマネジメントシステムを使うと、社員の基本情報や所属、職歴、保有資格、評価履歴などの人材データを一つのシステムに集約して管理できます。コンサルティング 会社では、コンサルタントごとに専門領域や担当業務が異なるため、複数の人事情報をまとめて確認できる環境を整えることで、必要な情報を探す手間を減らせます。
製品によっては、社員ごとのプロフィール画面に人事情報や評価結果、スキルなどを紐づけて表示したり、組織図や一覧から人材情報を確認したりできます。Excelや複数システムに分散していた情報をまとめることで、配置や評価などに利用する人材データの管理基盤として活用できます。
タレントマネジメントシステムでは、社員が保有するスキルや資格、これまでの業務・案件経験などを登録し、人材ごとに可視化できます。コンサルティング会社では、業界知識や業務領域、プロジェクト経験などが人材選定の材料になるため、経歴だけでは把握しにくい強みや経験をデータとして管理できます。
登録した情報は、社員プロフィールやスキルマップ、一覧画面などで確認できるほか、製品によってはスキルレベルや経験の有無を条件別に集計・分析できます。担当者の記憶や個別の経歴書だけに頼らず、組織内にどのようなスキル・ 経験を持つ人材がいるのかを把握するために利用できます。
人材検索・配置機能を使うと、登録したスキルや資格、所属、職歴、評価などの条件から、要件に合う社員を検索・抽出できます。コンサルティング会社では、プロジェクトごとに必要な専門性や経験が異なるため、人材データを条件指定して候補者を探す用途に活用できます。
製品によっては、複数条件による絞り込みに加え、人員配置のシミュレーションやポジションと人材のマッチング、組織図上での配置変更などにも対応しています。候補者の情報を一覧で比較しながら、プロジェクトへのアサインや異動、組織編成などを検討するための機能です。
タレントマネジメントシステムでは、社員ごとの目標設定から評価入力、承認、評価結果の蓄積まで、人事評価に関する一連の情報を管理できます。評価シートをExcelや紙で個別管 理するのではなく、評価対象者・評価者・進捗状況をシステム上でまとめて確認できます。
製品によっては、MBOやコンピテンシー評価、360度評価など複数の評価方式に対応し、評価項目やワークフローを設定できます。過去の評価結果を社員のスキルや経歴などの人材データと紐づけて保存できるため、目標達成状況や評価推移を継続的に管理することも可能です。
コンサルティング業界向けタレントマネジメントシステムの選び方・ポイント

コンサルティング業界向けのタレントマネジメントシステムを選ぶ際は、自社で管理したい人材情報や人材検索の条件、評価制度、既存システムとの連携可否を比較することがポイントです。必要な機能があっても、自社の管理項目や運用方法に合わなければ十分に活用できません。ここでは、製品選定時に確認したい4つの比較ポイントを整理します。
自社で管理したいスキル・案件経験などの人材情報に対応できるか
タレントマネジメントシステムを選ぶ際は、自社で管理したいスキル・案件経験・資格・専門領域などの情報を登録できるか確認する必要があります。コンサルティング会社では、単なる所属や職歴だけでなく、過去に担当した業界や案件テーマ、保有スキルなどが人材選定の判断材料になるためです。
あわせて、標準項目だけでなく独自項目を追加できるか、入力形式や分類方法を自社に合わせられるかも比較しましょう。管理したい情報をシステム上で十分に表現できなければ、別のExcelや台帳を併用することになり、人材情報が再び分散する恐れがあります。
プロジェクトに合う人材を探す用途では、スキルや案件経験など複数の条件を組み合わせて検索・絞り込みできるかが重要な比較ポイントです。例えば、特定業界の経験、保有資格、役職、評価などを掛け合わせて検索できれば、候補者を効率よく絞り込めます。
製品によって検索できる項目や絞り込み方法、候補者の表示形式は異なります。単に人材検索機能の有無だけを見るのではなく、自社で実際に行うアサイン条件を想定し、その条件で候補者を探せるか確認すると比較しやすくなります。
人事評価にも活用する場合は、自社で採用している評価制度や評価フローに対応できるかを確認しましょう。評価項目や評価者の設定、承認経路などを自社の運用に合わせられないと、導入後に既存の評価業務を大きく変更する必要が生じる可能性があります。
比較時には、対応する評価方式だけでなく、評価シートのカスタマイズ性や評価者設定、進捗管理、過去評価の蓄積方法まで確認すると判断しやすくなります。現在の評価制度をそのまま移行したいのか、システム導入に合わせて見直すのかも整理しておくと、自社に合う製品を絞り込めます。
すでに人事・労務システムを利用している場合は、既存システムとの連携可否を確認しておきましょう。社員情報や所属情報などを連携できれば、複数システムへの重複入力を減らし、タレントマネジメントに必要な人材データを更新しやすくなります。
確認する際は、連携サービス名だけでなく、どのデータをどの方法で連携できるかまで見ることが大切です。API連携やCSV連携など対応方式によって運用負担も変わります。自社が現在利用しているシステムと必要なデータの流れを整理したうえで、連携範囲を比較すると導入後の運用を判断しやすくなります。
タレントマネジメントシステムの導入は初めてですか?
コンサルティング業界でタレントマネジメントシステムを導入するメリット

タレントマネジメントシステムを導入すると、人材情報を個別に管理するだけでなく、プロジェクトへの配置や組織・人材戦略の判断に活用できます。コンサルティング会社では、案件ごとに必要な人材が異なるため、蓄積したスキルや経験、評価などを意思決定につなげられることが導入価値の一つです。ここでは、主な2つのメリットを解説します。
プロジェクトに適した人材を把握し、配置を検討しやすくなる
タレントマネジメントシステムを導入すると、スキルや案件経験、評価などの人材データをもとに、プロジェクトに適した候補者を把握 し、配置を検討しやすくなります。コンサルティング会社では、案件ごとに求められる専門性や経験が異なるため、担当者の記憶や限られた人脈だけで人選すると、候補者が偏る可能性があります。
人材情報を横断的に確認できれば、これまで候補に挙がりにくかった社員も含めて比較でき、アサイン判断の属人化を抑えられます。また、スキルや経験を客観的な情報として確認することで、案件要件との適合度を踏まえた配置を検討しやすくなり、組織全体の人材をより広く活用できます。
蓄積した人材データを分析することで、個別の配置だけでなく、採用・育成・配置を含む組織や人材戦略の判断材料として活用できます。例えば、特定分野のスキルを持つ人材が不足していることが分かれば、採用を強化するのか、社内育成で補うのかといった方針を検討できます。
さらに、部門や職位ごとのスキル構成、評価傾向、経験の偏りなどを把握できれば、中長期的な人材ポートフォリオの検討にもつながります。感覚や個別判断だけに頼らず、蓄積された人材情報を共通の根拠として使うことで、事業方針に合わせた人員配置や育成施策を検討しやすくなります。
コンサルティング業界向けタレントマネジメントシステムの費用相場
タレントマネジメントシステムは、具体的な料金を公開せず、利用人数や利用機能、プランなどに応じて個別見積もりとするサービスが多く見られます。料金体系や金額の算定方法はサービスによって異なるため、自社の利用人数と必要な機能を整理したうえで見積もりを確認しましょう。
具体的な費用感を知りたい方は、当社PRONIアイミツが実施したアンケート調査に基づく費用相場を解説した以下の記事を参考にしてください。
コンサルティング業界でタレントマネジメントシステムを導入した事例
コンサルティング会社では、社員のスキルや経験、稼働状況などの人材情報を可視化することで、プロジェクトへの人材配置や育成、業務調整に活用できます。ここでは、カオナビとタレントパレットを導入した2社の事例から、導入前の課題と導入後の変化を紹介します。
活用事例1:カオナビ|ジョブローテーションの配置検討を効率化
株式会社エスネットワークスは、社員数の増加やクライアント先への常駐勤務により、各部門責任者が社員の情報を十分に把握しにくく、プロジェクトへのアサインがマネジメント層の経験や記憶に依存していることを課題としていました。そこで、人材情報を可視化し、配置検討に活用するためカオナビを導入しています。
導入前の課題
- 社員数の増加に伴い、社員の顔と名前を把握しにくくなっていた
- プロジェクトへのアサインがマネジメント層の属人的な判断に依存していた
- ジョブローテーションの配置検討をホワイトボードで行い、作業負担が大きかった
導入後の変化
カオナビの導入により、社員データをもとに配置を検討できるようになり、ジョブローテーション会議の効率化につながりました。評価や案件の経緯、経験などの情報を集約し、社員のキャリア志向や配置希望も確認しながら人材配置を検討できる環境を整備しています。
従来はマネジメント層12名で年3回、各2時間程度かけていたジョブローテーション会議について、導入後の初回会議では約1.5時間でおよそ8割の作業を終えています。
※出典:株式会社カオナビ カオナビ導入事例 https://www.kaonavi.jp/showcase/esn/
活用事例2:タレントパレット|人材情報を共有し育成・業務調整に活用
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社では、コンサルティング未経験者の早期育成に加え、プロジェクト単位で複数の上司から指導を受けることで、指導内容の重複や食い違いが起こることを課題としていました。そこで、人材情報を共有し、計画的な育成につなげるためタレントパレットを導入しています。
導入前の課題
- コンサルティング未経験者を効率的に早期戦力化する必要があった
- 複数のプロジェクトに参加する社員について、上司間で指導内容を共有しにくかった
- 人材情報を可視化するだけでなく、育成や業務調整の具体的な行動につなげる仕組みが必要だった
導入後の変化
タレントパレットの導入により、指導履歴を共有しながら人材育成を進め、社員の稼働状況を踏まえて業務調整や今後のアサインを検討できるようになりました。指導内容を評価項目と紐づけて蓄積することで、過去の指導履歴を他の社員も確認でき、育成に関する情報を組織内で共有しています。
また、仕事の予定工数と実績工数を可視化して業務調整に活用するほか、社員の稼働状況やキャリアを踏まえて、今後のアサインを早い段階から検討できるようになっています。
※出典:株式会社プラスアルファ・コンサルティング タレントパレット導入事例 https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/case/details/murc.html
タレントマネジメントシステムの導入は初めてですか?

タレントマネジメントシステムを比較する際は、製品ごとの機能だけでなく、人事システムとの違いや導入にかかる期間、自社規模でも導入できるかといった疑問も生じます。ここでは、タレントマネジメントシステムの導入検討時によくある質問に回答します。
タレントマネジメントシステムと人事システムの違いは何ですか
タレントマネジメントシステムは人材情報を配置・育成・人材戦略に活用するためのシステムで、人事システムは給与・勤怠・労務などの人事業務を管理・効率化するためのシステムです。
タレントマネジメントシステムでは、社員のスキルや経験、評価などの人材情報を蓄積・分析し、配置や育成、人材戦略に活用します。一方、人事システムは、従業員情報の管理や給与、勤怠、労務手続きなど、人事業務全般を効率化する用途で使われるのが一般的です。
ただし、近年は人事労務とタレントマネジメントの両方を備えるサービスもあり、機能の範囲は製品によって異なります。すでに人事システムを利用している場合は、必要な機能が既存環境で不足しているか、別途タレントマネジメントシステムを導入する必要があるかを整理して比較するとよいでしょう。
タレントマネジメントシステムの導入にはどのくらいの期間がかかりますか
タレントマネジメントシステムの導入期間は、サービスや導入条件によって異なり、短期間で利用を始められる場合もあれば、データ移行や設定などを含めて数か月かかる場合もあります。利用する機能や対象人数、登録する人材データの量、既存システムとの連携有無などによって必要な期間は変わります。
導入スケジュールを確認する際は、システムを 利用できる時期だけでなく、データ整備や設定、社内テスト、利用者への案内まで含めて確認することが大切です。特に既存の人事システムから人材データを移行する場合は、必要な作業やサポート範囲をベンダーに確認したうえで計画を立てましょう。
タレントマネジメントシステムは中小規模のコンサルティング会社でも導入できますか
中小規模のコンサルティング会社でも、スキルや案件経験の管理、人材配置などに課題があればタレントマネジメントシステムを活用できます。社員数が多くなくても、コンサルタントごとのスキルや案件経験が把握しにくい、プロジェクトへの人選が特定の担当者に依存しているといった課題があれば、人材情報を整理・活用する効果が期待できます。
ただし、多機能な製品ほど自社では使わない機能が増え、費用や運用負担が大きくなる可能性があります。導入時は企業規模だけで判断せず、スキル・案件経験の管理、人材検索、評価など、自社で解決したい課題に必要な機能を明確にし、料金体系や最低利用人数、導入支援の内容まで比較することがポイントです。
まとめ| コンサルティング業界に合うタレントマネジメントシステムで人材配置と組織力を強化
コンサルティング業界でタレントマネジメントシステムを選ぶ際は、スキルや案件経験を管理できるか、人材検索・配置に活用できるか、自社の評価制度や既存システムに対応できるかを比較することが大切です。
自社の課題と必要な機能を整理したうえで、各サービスの強みや料金体系、導入事例を確認しましょう。自社に合うシステムを選ぶことで、人材配置の精度向上や人材データを活用した組織・人材戦略の推進につなげられます。
タレントマネジメントシステムの導入は初めてですか?
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